目次
📝 はじめに:何を10本作ったのか
「コンテンツを作りたいけど、毎回時間がかかりすぎる」
そう感じている方に向けて、この記事ではAIを使ってブログ記事とShorts台本をまとめて作る流れを整理します。
今回は、1つのテーマからブログ記事10本分の構成とShorts向け台本12本分を作る過程で分かったことをもとにしています。この記事で扱う「10本」は、単にAIで文章を量産する話ではなく、企画・下書き・編集・図解・投稿導線まで含めた制作プロセス全体のことです。
結論から言うと、AIにすべてを任せるよりも、「AIが広げる」「人間が判断する」と役割を分けた方が、制作の質とスピードを両立しやすくなります。
実際の制作では、最初に1つのテーマを決め、そこからブログ用の記事構成、Shorts用の短い台本、SNS投稿案、図解案へ展開しました。その中で分かったのは、AIに最初から完成品を作らせるよりも、「素材を広げる工程」と「人間が仕上げる工程」を分けた方が安定する、ということです。
この記事では、企画、AI生成、人間による補強、図解化、公開後の改善まで、実際に使った12ステップで解説します。
🤖 AIと人間の役割分担
まず最初に確認しておきたいのが「AIに何を任せるか」という視点です。

🤖 AIに任せること
- 下書き・草稿の生成
- 長い内容の要約
- 複数媒体への言い換え・展開
👤 人間がやること
- 実体験・判断・仕上げ
- 事実確認・断言修正
- 読者の疑問への先回り対応
AIが得意なのは「下書き・要約・展開」です。一方、人間にしかできないのは「判断・体験・仕上げ」です。
たとえばAIに「この構成でブログ記事を書いて」と指示すれば、数秒で草稿が出来上がります。ただしそのままでは、体験に基づく具体性や、読者の疑問に答える深みが不足することが多いです。AIの下書きをベースに、自分の体験やリアルな感想を加えていくことで、はじめて読者にとって価値のある内容になります。
⚠️ 注意
AIが下書きと展開を高速で処理し、人間がその内容を確認・編集・体験談として補強することで、はじめて読者に届くコンテンツになります。どちらか一方だけでは成立しません。
📋 12ステップ制作フロー
この制作スタイルは、大きく12のステップで構成されています。

具体的には、次の12ステップです。
テーマを決める
想定読者を決める
媒体ごとの切り口を決める
AIに構成案を出させる
ブログ用の下書きを作る
Shorts用台本へ展開する
自分の体験を追加する
事実確認をする
読者の疑問を補足する
図解や画像を用意する
WordPressやnoteに整える
公開後の数字を見て改善する
Step 1〜3:企画・設計フェーズ
まずテーマを1つ決めます。「AIを使ってコンテンツを量産する方法」のような、説明できるテーマであれば何でも構いません。そのテーマに対して、どんな読者に向けて何を伝えたいかを整理します。
次に、そのテーマから「何を発信するか」を決めます。ブログ、Shorts、X(旧Twitter)、note——それぞれに向いた切り口があるため、最初にざっくり設計しておくと後工程がスムーズです。
Step 4〜6:AI生成フェーズ
設計が固まったら、AIに指示を出して下書きを生成します。このとき「どんな読者に向けて、どんな悩みを解決する内容か」を明示することで、出力の質が上がりやすくなります。
💡 ポイント
生成された下書きは、そのまま使えることはほぼありません。事実確認・体験の追加・表現の調整が必要です。AIの出力を「完成品」ではなく「たたき台」として捉えることで、制作のストレスが減ります。
Step 7〜9:人間強化フェーズ
AIの下書きに対して、次の3点を補強します。
- 実際に試して分かったこと・感じたことを追加する
- 読者が疑問に思いそうな部分を先回りして解説する
- 断言しすぎている部分、不正確な部分を修正する
この工程が最も時間がかかりますが、コンテンツの信頼性を左右する重要なフェーズです。
Step 10〜12:公開・改善フェーズ
編集・公開後は、反応データをもとに改善します。何が読まれたか、どこで離脱したか——そのデータが次のコンテンツ企画に活かせます。
🎬 音声・Shorts制作の判断基準
Shortsや音声コンテンツを作る場合、「長さ」の判断が重要になります。音声の長さによって、次のアクションが変わります。

59〜65秒
✅ そのまま使用
この範囲に収まっていれば、基本的にそのまま使用できます。
65〜70秒
⚠️ 一部短縮
内容を変えずに一部を短縮するか、読み上げ速度を調整します。
70秒以上
🔄 スクリプト再生成
細かく削るより、スクリプト自体をAIに短く書き直させる方が効率的です(経験則)。
※ 最適な秒数は投稿先の仕様や視聴者層によって変わります。ここでの基準は、今回の制作経験をもとにした目安です。プラットフォームの仕様変更により、基準が変わる場合があります。
💰 無料と有料の役割分担
発信を続けていくと「どこまで無料で出して、何を有料にするか」という判断が必要になります。

🆓 無料コンテンツ:信頼の入口
- 読んで「この人は信頼できる」と感じてもらう
- 検索・SNSからの発見導線
- ブログ、Shorts、SNS投稿など
💎 有料コンテンツ:価値の核心
- より深い内容・体系化された情報
- 再現性の高い手順・テンプレート
- note有料記事、PDF、チェックリストなど
どちらが優れているということはなく、役割が異なります。「無料で出すと価値が下がる」という考え方もありますが、信頼を築くためには無料での発信が欠かせません。役割の違いで捉えると整理しやすいです。
📊 成果を数字で確認する
制作を続けながら改善するには、数字で状況を把握することが大切です。どの数字を見ればいいかが分からないと、改善の方向性が定まりません。以下の4つを基準にしています。

| KPI | 確認内容 | 何が分かるか |
|---|---|---|
| 視聴継続率 | Shortsを最後まで見てもらえているか | コンテンツの内容・テンポの良し悪し |
| 保存数 | 後から見返されているか | コンテンツの価値・実用性の指標 |
| フォーム登録数 | コンテンツ経由でアクションにつながっているか | 導線設計・CTAの効果 |
| ブログPV | 検索からの流入があるか | SEO効果・キーワード選定の適否 |
これらの数字を月に1〜2回確認しながら、次の企画に反映させています。
まずは1テーマから始めてみよう
この記事の12ステップを使って、1つのテーマから「ブログ1本」と「Shorts1本」を作るところから試してみてください。
今後、実際に使ったテンプレートやチェックリストも別記事またはnoteで整理する予定です。
✅ まとめ
AIを使ったコンテンツ制作の要点
- ✓AIは下書きと展開を担う。仕上げと判断は人間が行う
- ✓1テーマから複数媒体に展開することで、制作コストを下げられる
- ✓音声・Shorts制作では「秒数」が次のアクションを決める判断基準になる
- ✓無料コンテンツは信頼の入口、有料コンテンツは価値の核心として役割を分ける
- ✓数字を定期的に確認し、改善サイクルを回す
この制作スタイルがすべての人に合うとは限りませんが、コンテンツの更新が止まっている・量を増やしたいと感じている方には、参考になる部分があると思います。
まずは、この記事の12ステップを使って、1つのテーマから「ブログ1本」と「Shorts1本」を作ってみてください。今後、実際に使ったテンプレートやチェックリストも別記事またはnoteで整理する予定です。
📝 この記事の「裏側」はnoteで
12ステップの過程で実際に起きた失敗と、「AIに任せる作業・人間がやる作業」の線引きに気づくまでの経緯は、noteで深掘りしています。